| 海外旅行の健康ケア | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 待ちに待った海外旅行。グルメに観光、ショッピングと楽しいイベントが盛りだくさんです。でも、これらはみな健康な身体があってこそ。体調を崩してしまってはせっかくの旅行が台無しです。 海外旅行では時差や気候風土の変化が想像以上に身体に影響を及ぼします。また衛生環境の悪い国では伝染病にかかる恐れもあります。日ごろ健康に自信のある人でも、十分に気を付けなければなりません。 出発前に薬などの携帯品を準備したり、その土地の衛生事情や医療事情など簡単な予備知識を身につけておくこと。また旅先では自分の健康状態を把握し、体調が悪いときには無理な行動を避ける勇気も必要です。 その他、海外旅行(特に初めての方)にはたくさんの注意事項があります。健康を保つための方法を知って、快適な旅を満喫してください。 |
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| 準備編 しっかり準備しましょう 海外旅行となると、荷物の準備や手続きなどで時間を取られます。特に初めての人は、なれない作業に四苦八苦するものです。でも、何事も準備が肝心。出発前に体調を整えるのはもちろん、常備薬などの準備をし、万が一に備えて海外旅行保険にも加入していおきましょう。 出発前のケア 病気は発病してからの対処も大切ですが、予防も重要です。出発前に体調がすぐれなければ病院で診察を受けてください。その結果次第では旅行の可否を考えなければなりませんので、お医者さんによく相談してください。 また、世界保健機構(WHO)が指定する予防接種必要区域いわゆる伝染病に感染する可能性のある国に行く人は予防接種をしなければなりません。 地域で異なる世界風土 気候・風土は各国、地域ごとに異なります。旅行に適したシーズンであれば、極端な暑さや寒さにみまわれることはありませんが、朝晩の寒暖の差が激しいところもあるので、体調を崩すことにもなり兼ねません。目的地が暑いところでも、長袖の衣類(トレーナー、セーターなど)を一枚持って行くとよいでしょう。 入ってお得な海外旅行保険海外で事故や病気、東南などのトラブルの損失や出費をカバーしてくれるのが海外旅行保険です。 一般的な掛け金は一万円前後ですべて掛け捨て。 決して高額ではないので、ぜひ加入しておきたいところです。 ただし、薬物中毒、麻酔、日射による病気や精神障害には保険料は払われません。 海外旅行に持っていきたい薬
あると便利な携帯品 飛行機内で眠れないという人は耳栓やアイマスクを用意しましょう。また長時間座っていると足がむくんだり、エコノミー症候群になったりします。 トイレで便座の汚れが気になる人は便座クリーナーを持参。歯ブラシやシャンプーなども、持っていった方が無難です。その他、国や地域によって電圧やプラグの形が違うので変圧器があると便利です。変圧器の値段は、電流の大きさによってさまざまです。 |
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| 機内編 快適な空の旅のために 飛行機の中でいかに快適に過ごすか。これは旅行を成功させるための大きな要素です。長時間同じ姿勢で座っているため腰を痛めたり、足がむくんだりと、いろいろなトラブルがありますが、これらを解消する方法もあります。 早速試してみましょう。 乗り物酔いはこうして防ごう 自信のない人はあらかじめ酔い止めの薬などを飲んでおきましょう。 普段は乗り物酔いなどしない人でも、睡眠不足や疲労などが重なると酔ってしまう場合があります。前日は十分に睡眠を取りましょう。空腹も乗り物酔いの原因となります。適度な食事をとっておきましょう。 機内の食事とアルコール 機内では、飲み物や食事のサービスがあります。きぼうをきかれたら「…Please」と答えます。コーヒーが飲みたければ「Coffee please」と答えればよいのです。 食事のときは、たいてい鶏肉か牛肉の2種類から選べますから、「Beef or chicken?」と聞かれたら「Beef please.」などと答えます。またアルコール類の飲みすぎには注意しましょう。機内の気圧は地上より低く、アルコールの回りが早いのですぐに酔ってしまうからです。 適度に身体を動かしましょう ![]() 長時間同じ姿勢で座っているというのは苦痛を伴うものです。そこで機内では枕を腰にあてがったり、トイレに立つときなど、全身の伸び運動をするとよいでしょう。 首も疲れやすいので、U字枕を持参して首に巻くのもよいでしょう。 また、お腹が圧迫されて胃にも負担がかかります。食事や炭酸飲料は控えめにしたほうが無難です。 時差ぼけはこうして解消しよう 時差ぼけは、眠気、頭痛、便秘などを引き起こす原因となります。搭乗後は、時計の時刻を訪問国に合わせて、現地の時刻に沿って就寝、起床することをお勧めします。 また、コーヒーなどは睡眠の妨げになりますので、控えたほうがよさそうです。 現地到着後は、昼寝などはせず、夜になってから眠ったほうが時差ぼけは早く解消されます。 薬の服用には注意が必要です 時差が原因で睡眠不足になることはしばしばですが、睡眠薬などをアルコールと一緒に飲むことは絶対にしないでください。 これは記憶障害などの副作用が起こる可能性があるからです。 不眠症の人は、慣れない海外旅行で睡眠障害を起こし、体調を崩すことがあるので、あらかじめ医師や薬剤師に相談して睡眠薬を持参したほうがよいでしょう。服用方法については十分に注意しましょう。また、その他の薬も、医師や薬剤師の指示にしたがって服用することを心がけましょう。 時差のある旅行で、薬を服用するタイミングも医師や薬剤師にあらかじめ相談しておきましょう。 |
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| 現地編 海外旅行で日本人は病気になりやすい 衛生事情の違う海外では病気にかかりやすいものです。もっとも注意しなければならないものは水です。下痢などの原因になるので生水を飲んではいけません。また、ジュースに入っている氷や魚介類、生野菜なども気を付けましょう。 たとえ注意を払っていても、突然病気になることはあるものです。事前に海外の医療事情などを把握して、急病に罹ったときにはあわてずに適切な対応を心がけましょう。 海外で病気になってもあわてずに ![]() 旅行中に病気になったら、我慢をせずに医者に見てもらいましょう。団体行動中であれば添乗員に対処してもらうのが一番です。個人行動中の場合はホテルに戻って医者を呼んでもらえるように、フロントに申し出ましょう。ホテルに診療所のような施設があればすぐに診てもらうことができます。症状が重い場合には、近くの人に救急車を呼んでもらうしかありません。 その際には「Ambulance please」(救急車を呼んでください。)といいましょう。 なお、応急処置の方法には次のようなものがあります。 「ほかの人に迷惑をかけると・・・。」と思って、ひどくなった、手遅れになった、という話もあります。我慢せずにすぐに言いましょう。 旅行先での主な救急電話番号
クレジットカードは優れもの 最近ではほとんどの人が持っていますが、クレジットカードは便利です。買い物に現金が要らないばかりか、レンタカーなどを借りる場合、信用保証の役目もあります。 また病気になった場合、旅行先でクレジットカード会社に電話して応援を頼むこともできます。ぜひ、旅行先のカード会社の電話番号を調べておきましょう。 ただしカードは、「インターナショナル」とかかれたものに限るので注意が必要です。 世界の薬局事情 発展途上国では、薬局も少なく、薬が必要な場合は病院に行くほかない場合もあります。喘息や心臓病など、その人の身体にあった薬が手に入りにくい場合もあるので、持病のある人は、なるべく薬を持参しましょう。なお、薬を購入した際には領収書をもらいましょう。保険金請求のときに必要です。 ![]() 日本人の薬の服用量 海外で薬を買ったときには服用量に注意してください。小柄な日本人には強すぎる傾向があります。量や回数を加減しながら飲みましょう。また海外で薬を買うときには使用期限を確認することをお勧めします。 持ち込み禁止の薬 個人が医薬品を海外から持ち込む場合には、制限があります。原則として内服薬は2ヶ月分以内、外用薬や化粧品は24個以内と決まっています。なお、麻薬の持ち込みは一切禁止されており、アヘン吸引具や覚せい剤、大麻、一部の向精神薬も持ち込みことはできません。なお、中国、香港などでお土産に漢方薬を買っている人も見受けられますが、ワシントン条約に触れるものもありますので注意が必要です。成分や内容が明記されていない薬(健康食品)などは十分に注意して購入しましょう。 |
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| 帰国後編 あなたの体は思いのほか疲れている ![]() 日本に着いたらどっと疲れが出たという声をよく聞きます。多すぎる荷物は、空港から宅配サービスで送るなどの工夫をしましょう。また帰宅後は疲労の回復に努め、発病した場合は速やかに対処しましょう。 体調不良を改善するには 帰国後の悩みで一番多いのは時差ぼけです。生活のリズムを戻すことは大切ですが、無理をするとかえって体調を崩し、日常生活に支障をきたします。徐々にもとの生活に戻すようにし、栄養剤などを飲んで対処しましょう。 帰国後に発病した場合は、すぐに病院に行きましょう。特に衛生状態のあまりよくない国から帰国した際には、下痢や発疹、発熱、悪寒などが起こるケースがありますので、要注意。伝染病が心配な人は厚生労働省成田空港検疫所(0476-34-2300)に相談してください。 海外でかかりやすい感染症 熱帯・亜熱帯性気候の発展途上国に行って感染症にかかるケースは多発しています。コレラ、赤痢、肝炎、マラリア、HIV(エイズ)などがその代表的なものですが、特に水や食べ物などの飲食物から感染するコレラや赤痢、A型肝炎は最も事例が多いようです。生水や生野菜、魚介類を口にするのは注意が必要です。 その他、マラリアは蚊やダニなど、虫の媒介によって感染するもので、HIVやB型肝炎は性交によって感染します。 HIVに感染したと思ったら HIVに感染したと思ったら、まずは検査をしなければなりませんが、どうすればいいのかは意外と知られていないものです。 HIVの抗体検査は各医療機関のほか保健所が行っており、それぞれの地区にある保健センターで検査(無料)を受けることができます。ほぼ月1回の割合で検査はすべて予約制で、検査自体は採血から始まって30分ほどで済み、1週間後には結果が出ます。またなかには毎日検査を行っているところもあります。各地区の保健所に問い合わせてみましょう。 検査には、保険証などの証明書は必要なく、名前も匿名となっています。 なお、HIVはすぐには抗体ができないので、感染したと思ってから8〜12週間経たないと検査をしても意味がありません(もし感染していても陰性と判定されてしまいます) 。 最近、献血を利用してHIV感染の有無を調べる人がいるようですが、献血とは本来の目的が異なり、きちんとした検査を受けるようにしたいものです。 |
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| 持っていきたい牛黄製剤 牛黄とは、牛の胆嚢・胆管にできた結石で、千頭から一万頭に一頭の割合で取れる、貴重な生薬です。 心臓の働きを高める、血圧を下げる、肝機能を助ける、炎症を抑える、熱を下げる、神経を和らげる、痙攣を静める、貧血を改善するなどの働きがあります。 困ったときの特効薬として携帯すると、何かあったときに便利です。 |
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| 生理を変更するには 月経のタイミングは、女性にとって大きな悩みのひとつ。旅行中に月経が重なるとき、月経の時期をずらす手段としてホルモン剤の服用があります。 周期の調整に用いられるホルモン剤はエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)を合わせたもので、月経を早める「月経周期短縮法」と、月経の周期を遅らせる「月経周期延長法」との2種類があります。 月経周期短縮法の場合、月経5日目、もしくは終了直後に薬を飲み、月経を起こしたいと思う日の2〜3日前に服用を止めると、月経が早まります。 月経周期延長法の場合、月経予定日の5日くらい前から服用し始め、月経を避けたい日まで飲みつづけます。 これらの薬には副作用があるので注意が必要です。人によっては吐き気や不眠を催す場合もありますが、長期にわたって連用しなければ身体への悪影響がほぼないといわれています。肝臓の悪い人や、心臓、腎臓に病気を持つ人、ホルモン異常のある人などは、医師とよく相談の上、服用してください。 また、このホルモン剤を購入する際は、医師の指示書が必要となります |
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| 覚えておきたい病気の会話 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フォントの都合上、きちんとした表記になっていない場合があります。参考程度にしておいてください。
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