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「いびき」だってこわいよぉ!
いびきイラスト

 いびきをかいている人を見ると「気持ちよさそうに眠っているな」と思いがちです。でも実は、いびきをかいている時は良い睡眠とはいえないのです。
 いびきをかく人の70%が、睡眠中に何度も呼吸が止まることがわかっています。これを「睡眠時無呼吸」といい、頻繁に起こるのは病気とみなし「睡眠時無呼吸症」と呼ばれています。
 大きないびきをかいたと思ったら、変な音と共に呼吸が止まり、30秒位するとまた大きないびきをかき始めます。起きてからも頭がすっきりせず、集中力が落ち、大事な時でも眠くなってしまいます。この状態が長く続くと、心臓に負担がかかり、高血圧や心不全などを引き起こす原因にもなるのです。

 原因は、

@ 鼻 アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎(蓄膿症)などで鼻が詰まり、いびきの原因となります。
A 咽頭  口蓋垂(のどちんこ)が長い、扁桃腺が大きい、舌根(舌の奥)が大きい、喉の奥の幅が狭い等がいびきの原因となります。仰向けに寝ると誰でも口蓋垂はのどの奥に少し落ち込みますが、上記のような喉を持っている人は、更に狭くなり、息の通りも狭まり、粘膜がふるえ、大きな音が出たり(いびき)、喉を完全に塞いで、睡眠時無呼吸となるわけです。
B 肥満  喉に脂肪がつき、空気の通りが狭まり、いびきの原因となります。
C お酒  鼻腔の粘膜にうっ血が起こったり、咽頭や舌の筋肉が弛緩して気道を閉じて、いびきの原因となります。


 治療法は、まず、寝方を工夫しましょう。
 仰向けに寝ると口蓋垂や舌根が喉に落ち込みやすいため、横向きに寝るようにします。枕の下に本を入れたり、布団の下に座布団を入れて傾斜をつけると良いでしょう。
 鼻が原因の時は、点鼻薬や飲み薬を使います。
 喉の場合は、マウスピースをつけて寝たり、飲み薬を使用したりしますが、効果がない場合は手術をして、扁桃腺を取ったり、口蓋垂を短くして、喉のスペースを広げる方法などがあります。最近では10分程度の上顎の奥を広げるレーザー治療で、長年のいびきを治す事も可能になりました。

 いびきがひどい時には、耳鼻咽喉科や内科医に相談しましょう。

 鼻のとおりが悪いときは、ホームチン(いびき抑制薬)をお奨めします。

 
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